1683年の本日1/25は、天和の大火。
江戸で起きた大規模な火事で、
駒込から出火し正午から翌朝5時頃まで燃え続け、死者は3500名以上。
この火事で避難した
被災者の一人に八百屋のお七がいた。
お七は、火事からの避難のために本郷の吉祥寺に家族とともに身を寄せたが、その際寺の小姓と恋仲になった。
避難が終わり自宅に戻ってからも小姓が忘れられないお七は、また火事になれば会えるかもしれないと、ついに放火に及んだ。
火事は幸いすぐに消し止められ、大事には至らなかったが、お七は付け火の罪で、鈴ヶ森刑場で火あぶりとなった。
江戸時代、木造の家屋と密集した都市形態で、放火は大規模な災害になりやすく、最も重い罪である。